腸脛靱帯炎(ランナー膝)とは？
腸脛靱帯は、太ももの外側を通る靱帯です。ランニングなどで膝の屈伸を繰り返すと膝の外側の骨と靱帯がこすれます。
この摩擦が刺激となり靱帯に炎症が生じてしまい、腸脛靱帯炎を発症してしまいます。ランニングや自転車など、膝の屈伸をくり返すことによって、腸脛靭帯が大腿外側上顆の骨隆起の上を移動するため摩擦をくり返し、腸脛靭帯に局所的な炎症を起こして膝の外側に痛みが発生します。オーバートレーニングが原因で発症する場合と、急に長距離を走ったり、山登りをしたときに発症する場合があります。
症状は膝の外側の痛みで、走り始めでは痛みが出ないものの、ランニングやサイクリングの距離が増えると痛みが現れます。また、膝の外側を押さえたときに痛みがみられ、軽く腫れる場合もあります。
考えられる原因とは？
- 陸上競技者、主に長距離(マラソン)ランナー
- 膝に繰り返し負荷のかかる動作を行なっている方(自転車・スキー・登山・バレーボール競技者等)
- ランニング初心者や下肢の筋力が弱い方
- 下肢の関節の柔軟性、筋肉の硬い方
- O脚(内反変形) などで外側に体重がかかりやすい
腸脛靭帯炎は、重症度が高いと回復までに時間を要することが多いので、早めの対応が大切です。
このようなお悩みはありませんか？
- O脚(膝が外側にカーブした状態)
- 骨盤に傾きがある
- 大腿部外側に限局した圧痛がある
- 足(膝)を曲げた状態から伸ばすときに痛みを感じる
- 歩行時や安静時にも膝の外側に痛みがある
腸脛靱帯炎の施術後はこのような効果が期待できます
- 運動のパフォーマンス向上
- 歩行時や走った際に痛みや違和感を感じなくなる
- 疲にくく、痛みを起こさないような身体づくり
- O脚、X脚、骨盤などの身体の歪みが改善する